こんにちは、財前先生です。
プライムテック(Prime Tech)という原油先物EAの投資が話題になっているようです。
そこで今回は、月利平均10%が目指せるというプライムテック(Prime Tech)について検証授業を行います!
・プライムテックの特徴は?
・プライムテックはおすすめなの?
それでは、禁断の投資学校の授業をスタートします!
プライムテック(Prime Tech)とは?
自動でプログラミングされた原油先物市場取引システムを使うことで資産運用が行えるという投資案件です。
原油先物取引ってどんな投資?
プライムテック(Prime Tech)は、原油先物取引で運用を行うシステムであることは分かりましたが、そもそも原油先物取引とはどのような投資なのでしょうか?
原油先物取引とは、日々値段の変化する原油の価格変動を利用した投資です。
原油は、ガソリンや燃料など、私たちの生活の中でも欠かせない存在です。
ガソリンや灯油などの原油は、日々価格が変わりますが、その価格は、景気や円高円安、世界情勢などの影響を大きく受けます。
原油先物取引は、名前のごとく先物取引なので、将来の原油価格を今決めて、今決定した価格から、将来、その原油価格が上がったり下がったりすることで利益を得るという投資です。
プライムテック(Prime Tech)では、この原油先物取引を利用した投資で利益を狙います。
プライムテック(Prime Tech)の会社情報は?
ここで、プライムテック(Prime Tech)の企業について調べてみましょう。
プライムテック(Prime Tech)は、2020年にアラブ首長国連邦のドバイに設立された原油ファンド商社で、科学的な研究を中心として行っており、独自のトレードも行っているような会社が運用をしています。
2020年に設立された会社ということもあり、最近の会社であることが分かりますね。
石油大国のドバイで設立された会社ということですが、企業情報について調べたところ、具体的な企業情報を得ることはできませんでした。
また、プライムテック(Prime Tech)は日本や中国などにはまだ一切関係性がなく、これから展開を広めていくという点は不安要素であると考えます。
プライムテック(Prime Tech)の特徴
プライムテック(Prime Tech)の特徴はこのように紹介されています。
・リスク回避されている設計
・100ドルから参加ができる
プライムテック(Prime Tech)では、リスクが低いトレードで運用するため、リスクコントロールができるという点が魅力のようです。
また、100ドルからの運用も行うことができるので参入の障壁も低いというメリットもありますが、たとえリスクヘッジがされているシステムとは言え、運用資金が少ないと資金が飛ぶ可能性も考えられますね。
プライムテック(Prime Tech)への登録は危険?
プライムテック(Prime Tech)について調査を行いましたが、いくつか注意点が見つかりましたので、その内容をまとめます。
2.企業の情報が明らかではない
3.原油の価格変動が大きい
4.資金の管理はアプリで行われる
5.サイトが英語表記である
このような点が挙げられます。
特に注意しなければいけない点は、プライムテック(Prime Tech)資金はアプリ内で管理されるという点です。
数字上では、アプリ内で稼げたことを確認できたとしても、その利益が自身の口座に入っていなければ、運営元が飛んでしまった場合には、その資金を回収することは困難です。
これまでにも、いわゆる「飛んだ」と呼ばれてきた投資案件は、アプリ内で利益が確認できても出金ができず出金が停止になってしまったという事例がいくつもありました。
プライムテック(Prime Tech)では、資金を自身の口座内で管理できないため、最悪の場合、資金を持ち逃げされる(出金停止になる)というリスクがあります。
どの投資案件に関しても、「絶対に運営側が飛ばない」ということはないので、しっかりとリスク管理を行う必要があると考えられます。
資金に関しても、登録後にはすぐに出金することができず、20日間はロックされるようなので、注意が必要ですね。
また、登録サイトに関しては、日本語表記には対応しておらず、英語または中国語表記となっているため分かりづらいという点も懸念点として挙げられます。
プライムテック(Prime Tech)のまとめ
今回は、プライムテック(Prime Tech)という原油先物取引EAの案件について検証授業を行いました。
リスク回避がされているシステムであるという一方で、注意すべき点もいくつかあるということが分かりました。
プライムテック(Prime Tech)について、また新たな情報が入り次第、検証授業を行いたいと思います。
本日の授業は以上です。それでは、また次回の授業で会いましょう。