こんにちは、財前先生です。
給与と言えば、これまでは銀行口座への振り込みや手渡しが主流でした。
しかし、政府は、キャッシュレス化が進む影響で、給料のデジタル払いを解禁する方針を決定しました。
そこで、今回は、給料のデジタル払いに関する授業を行っていきたいと思います❤️
・給料のデジタル払いのメリット
・給料のデジタル払いのデメリット
・今後の生活への影響は?
このような内容で授業を行います。
それでは、禁断の投資学校の授業を開始します!
給料のデジタル払いとは?
まずは、今回のニュースについてまとめましょう。
日本政府は、2021年の春に「給与のデジタル払い」を解禁することを発表しました。
これまで、日本の法律では、給与は通貨による支給を原則としていました。
キャッシュレス決済が広まる時代背景を踏まえ、給料の受け取り方の選択肢が増えようという動きが出ています。
給料がデジタル化されることで、QRコード決済や電子マネーによる決済を運営する企業を介して、デジタル情報で支給が行われるようになると言われています。
給料がデジタル払いになる背景は?
給料がデジタル払いになる背景としては、このような理由が考えられています。
・新しい生活様式に対応させるため
・外国人労働者の柔軟な受け入れ
・給料のデジタル払いによるニーズがあるため
給料のデジタル化の背景には、このような理由が挙げられています。
そこで、給料のデジタル化により生まれるメリットやデメリットについて解説しましょう。
給料のデジタル払いのメリット
1.手間の簡略化
まずは、給料を支払う側(企業)、受け取る側(従業員)の手間が簡略化されることが挙げられます。
給料を支払う側は、「給料の支払いのために銀行へ行く」といった業務が効率化され、全てネットで完結できます。
また、給料を受け取る従業員側は、「わざわざ銀行へ行って給料を引き出す」と言った手間が簡略化されるので、お互いにとってメリットがあります。
2.福利厚生として
給料のデジタル化のニーズがあることが分かっているので、「給料をデジタルで受け取れる」という選択肢が増え、会社の福利厚生の一環としてアピールすることができます。
また、利用者はポイントバックなどのQRコード決済のキャンペーンに参加できるというメリットも考えられます。
3.手数料の削減
給料を支払う側は、振り込み手数料を抑えることができます。
また、給料を受け取る側としては、銀行口座から引き出す際の手数料を負担することがなくなるというメリットもあります。
以上、給料のデジタル化によるメリットはこのような点が挙げられます。
一方で、給料のデジタル化により生まれるデメリットはどのようなものが挙げられるのか考えてみましょう。
給料のデジタル払いのデメリット
1.決済業者が倒産するリスク
給料のデジタル化により生まれる大きな問題点として、安全性が挙げられます。
万が一、決済業者が経営破たんしてしまった場合には、その補填方法を考えなければいけません。
日本の銀行が破たんしてしまった場合には、ペイオフ制度があるため、預金の1,000万円までは保証されるという決まりがあります。
しかし、もし決済業者が破綻たんしてしまった場合には、そのルールなどは決まっていないため、十分なサポートを受けられないというリスクがあります。
2.現金化の問題
スマホ決済アプリの残高を現金化するためには手間が掛かるということもデメリットとして考えられます。
決済アプリの業者によって現金化の方法や、現金化までの所要時間が異なるので、急に現金が必要になった場合などには、すぐに対応ができないという問題も考えられます。
対策として、決済アプリから現金で出金しやすいシステムを作る必要があるとの声も上がっています。
今後の生活はどう変わる?
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、キャッシュレス決済の需要が高まっている今。
給料のデジタル払いという選択肢が増えることにより、キャッシュ化の波はますます加速するのではないかと考えます。
企業側、従業員側にメリットがある一方で、まだまだ課題も残っています。
早い段階では、今年から給料のデジタル化を導入することを検討している企業もあり、今回のニュースは私達の生活スタイルを変えるまたひとつのきっかけになるかもしれませんね。
最後に・・・
今回は、給料のデジタル払い解禁について授業を行いました。
このように、禁断の投資学校では、お金にまつわる金融リテラシーの授業や、財前先生がおすすめする投資案件について紹介を行っています。
LINEでしか聞けない秘密の授業も行われているので、ぜひ禁断の投資学校へご入学ください❤️
本日の授業は以上です!次回の授業もお楽しみに❤️